アリちゃんの食う寝るところ悩む場所

摂食障害(過食嘔吐10年目)・ADHD(グレーゾーン)を抱えている20代女子のブログです。生きやすい毎日になるために日々考え中・・・

友達の過食の話

 皆さんこんにちは。昨日夫が仕事休みだった関係で、今日が土曜日に感じないアリです。

 

 

今回の記事は私の高校生時代からの友達Aちゃんについて書いていきたいと思います。摂食障害ではない人が過食をしてしまったお話です。

 

 

ストレスがピークになってしまったAちゃん

 

話の前にYちゃんについて少し説明を。

 

長女でしっかり者、張り屋さんなAちゃん。彼女は「人に甘えることが苦手」だと話していました。ひとりで抱え込んでしまうことがあったんですよね。

 

仕事も忙しくAちゃんのストレスは蓄積されていく状態でした。職場で頼れる人や上司が中々いない状況で、皆彼女に甘えていたのではないのかと思います(今は転職しています)。

 

Aちゃんはその状況を私には言っていませんでした。私自身、もし自分が追い詰められている状態だったら中々人に相談できない性格なので、Aちゃんの気持ちは分かります。

 

当時のAちゃんの彼氏がこれまたあまり良い人ではなく、彼女は疲れ切っていました。ストレスがピークです。

 

 

お菓子を食べる手が止まらなくなった 

 

ある日Aちゃんは帰宅し、お菓子を食べ始めたそうです。Aちゃんの手は止まらなくなってしまい、今までで一番の量を食べてしまいました。

 

「これはやばい」と感じた彼女は嘔吐しようと思ったそうです。しかし苦しくて苦しくて嘔吐は出来ない。

 

Aちゃんは嘔吐しようとしていた時に私の事を考えてくれたそうです(Aちゃんに病気のことを話しています)。「アリはこんなに苦しい思いをしているのか」そんな風に思ってくれたそうなんです。

 

私としては、嘔吐は自分で選んだ行動なのでそんな風に考えてもらって恥ずかしいというか申し訳なかったです。でもそんな時に私の事を思い出してくれて嬉しかったような気持ちを抱いていたのを覚えています。

 

 

Aちゃんに対する思い

 

私はAちゃんが嘔吐しないでくれて本当に良かったと思っています。もし嘔吐してしまったら完全に摂食障害の沼に入り込んでいたと思います。これはAちゃんにも伝えました。

 

過食の苦しさは本人にしかわかりません。太っていくことは惨めで悲しいです、私はね。でも後々のことを考えると回復するためには非嘔吐でいる必要があるんです(私は過食嘔吐から非嘔吐になって一時期病気がかなり回復しました)。

 

Aちゃんが苦しい思いをしないでくれて本当に良かったと思います。

 

 

Aちゃんのその後

 

その後Aちゃんはしばらく過食が止まりませんでした。仕事後に食べ物を買って家で食べることもあったそう。

 

ですが自分のことを見つめ直し、自分と向き合い、彼女は転職活動をしました。自己PRでかなり自信のことを考え始めたそうです。

 

そうして現在Aちゃんは過食をしていません。ひどかった恋人と別れを告げ、王子様みたいな恋人が出来ました。本当にいい人過ぎて話を聞くたびに感動します。

 

自分を見つめ直すことは大変だった部分もあると思います。でも当時のAちゃんは「楽しいし時間があっても足りない」というようなことを話していました。

 

 

自分の現状をきちんと見つめてコツコツ努力したAちゃんは本当に素敵だと思います。私も見習わなくなちゃなあと感じております…。

 

 

 

外出自粛が続いていますね。今が正念場だと思うので踏ん張りたいと思います。

 

ではではアリでした。

 

 

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