アリちゃんの食う寝るところ悩む場所

摂食障害(過食嘔吐10年目)・ADHD(グレーゾーン)を抱えている20代女子のブログです。生きやすい毎日になるために日々考え中・・・

お団子を食べられなかった話

皆さんこんにちは。ずっと家にいると気持ちが滅入りますね。今日は友達とオンライン飲み会をすることにしました、アリです。

 

 

私はよく夫の実家に行きます。今住んでいる場所が夫の地元なので、夫の実家も歩いて15分くらいのところなんです。

 

夫の実家には猫ちゃんが2匹いて、私にとても懐いてくれるので可愛くて仕方ないんです。猫ちゃんに会いに、ご両親とのお話を楽しみに、3日に一回は遊びに行っています。

 

 

今回の記事では【おやつを出されたとき】について書きたいと思います。

 

摂食障害の方ならわかってくれるはず。突然お菓子を出されたらドキドキしてしまいませんか?学生の方なら友達同士で休み時間「ポッキー食べる?」なんて場面があるのかな?私も例外ではなく夫の実家に行くとお茶菓子を出してくださるんですよね。

 

 

■おやつ=過食嘔吐

 

私のおやつって【チョコレート】なんです。チョコレート以外の物を食べてしまうと「食べ過ぎた?」と不安になり、過食嘔吐に走ってしまいます。おやつのタイミングは(大体昼食を軽くして)夕方におやつ(チョコレート)を食べています。

 

ご実家で出していただくおやつって大きめの最中だったりお団子だったりするんです。本当は食べたいし大好きなんです。でも食べた後嘔吐する未来が見えています…そうすると食べられなくなってしまう…という思考になっていました。

 

 

お団子を断った話

 

その日夫の義母から「お団子食べる?」と聞かれました。私の中でお団子はタブーです。食べ過ぎです。「食べたら過食嘔吐するな…」と思いました。続けて義母が「つぶあんなんだけど平気?」と聞いてくれたんです。正直つぶあんでも問題ないんです。ただ、こしあんの方が好きなことを義母は知ってくれていて、それでわざわざ聞いてくれたのだと思います(優しい…)。

 

聞かれてから「す、すみません。つぶあんだったら…今日はやめておきます」みたいなことをお伝えしました。「あまり好きではないつぶあんなら断って過食嘔吐を回避しよう」と自分なりに考えたからでした。いや、餡子のことでうるさいですね、私。

 

 

夫の一言

 

無事にその日は過食嘔吐をせずに済み、夫が帰宅しました。「粒あん食べなかったみたいじゃん」とからかい口調。ご実家で今日のおやつのことを聞いたみたいです。夫は私の好き嫌いを面白がるところがありまして、今回もからかうつもりだったんだと思います。

 

私なりに食べなかったことには理由がありました。その日はどうしても夫の言葉を消化できず苦い表情になりました。たぶん家にこもる時間が多くなり気持ちも滅入っていたんだと思います…。

 

「こちらの気持ちもしらないくせに」と夫に対して怒りを感じました。同時にブログで書いてきた【他人に期待しない】というワードを思い出したんです。「夫が私の事をわからないのは当たり前のことだよな。だって説明してないんだから」と考えました。

 

 

食べなかった理由を夫に説明してみた。

 

そこで夫に言「お団子を食べたら過食嘔吐になっちゃうから」と話しました。夫は「え?何で?」と不思議そうで、私なりに「食べる量が決まっていてそれを過ぎると過食嘔吐になってしまう、せっかく出してもらったものをそんな風にはしたくなかった」と伝えました。

 

夫はしばらく聞きながら「もっと食べていいんだよ」と言ったんですが…それが出来たら苦労しねえーー!!と思う私でした笑。夫は悪くないんですけどね。

 

 

■怒りの裏側

 

私は自分の病気を「わかってほしい」と思ってしまうところがあります。言いすぎると「可哀そうな私に同情してほしい」といった気持ちでしょうか…。ただ私の夫。人に同情したり慰めたりしません。まじで塩。

 

今回私が夫に感じた怒りの裏側には「過食嘔吐をしてしまうかもしれない私に同情してほしい」という事だったのかもしれません。

 

私はこの「同情」を「寂しい」と同義語だと思っているんです。たぶん私は寂しいんだな、と。そう思ったら今回夫にお団子を食べなかった理由を説明できました。自分の感情をきちんと理解しておくって大切ですね。無駄な争いをしないで済みました。

 

 

目標:食べる量を増やすこと

 

とはいえ毎回おやつを残すことは嫌ですし食べることは大好きなので、これからは「おやつなら多少多く食べても大丈夫だよ」と自分に言い聞かせていきたいです。

 

こうやってブログに書いておいて挫けそうな時には思い出したいです。

 

 

ではではここまで読んでくださりありがとうございました。アリでした。