他人に依存し続けていたら壊れます。 - アリちゃんの食う寝るところ悩む場所

こんにちは。最近3、4着の洋服を着まわしているアリです。

一番初めの記事でも書きましたが、私は【無意識依存人間】です。自分の判断に自信がなく他人に答えを求めてばかりでした。

今でこそ依存していることに気付きましたが、それまでは気づかずに夫に依存していました。彼は一人の時間が大好きで依存する人間が嫌いなので私の行動を拒否していたんです笑。おかげで共依存にならずにすみました。

私の依存

依存にも種類があると思います。私の依存は【他人への期待】でした。自分に自信がなく承認欲求が強い私は、その欲求を夫にぶつけていました。ただ、これは本当に自分では気づいていなかったんです。

私の依存は「夫に期待しまくる」ものでした。どういうことかというと「私はこれだけしているのだから夫はこれだけ返してくれるはず」という期待が頭に染みついていて、いつも夫に期待しては彼が応えなかったら激怒するという最悪な奴でした。

他人に執着しない人に憧れていた

自分の自尊心を他人(夫)からの承認ですり替えようとしていたんですよね。そんな私でしたが周りにいる、自分の意志で行動できる友達に憧れを持っていました。「かっこいいな。あんな風になりたいな」と何度も思っていました。いくらそう思っても現実の私は夫へ試し行動をしていて、そのくせ夫の行動に振り回される情けない自分でいました。自分の行動によって自己肯定感はますます低くなりました。

■他人へ期待していることに気付くことが第一歩

夫への依存度がひどかった時期の私の行動パターンが以下の通りでした。

・夫に心の中で期待する

↓

・期待を裏切られたことで激怒する

↓

・夫呆れて、ほっておく

↓

・私ますます怒る。気を引こうとする

↓

・時間が経ち冷静になる

↓

・泣きながら夫に謝罪する

↓

・夫無視する

↓

・行き場のない感情(怒りや後悔等)に振り回され疲れる

いつもの私のパターンです。上記のことを毎回毎回飽きもせずやるんですよ笑。自分で呆れますし、夫には本当に申し訳ない事をしたと感じています。

期待していたことに気付いたきっかけ

ある日、いつも通りのパターンになってしまったんです。夫に激怒している時にふいにこんな考えが頭に浮かびました。「いつも私最後は謝っているんだから怒るの止めた方が良いんじゃない？」と。結論は一緒なのだから、過程を変えるべきなのではないかと思ったんです。

どうしてその考えが出てきたのかはっきりと覚えていないんです。それまでも自分の感情の起伏に悩んでいて、たくさん本を読んできたんですよね。本からの情報がこの時に芽を出したのではないかと考えています笑。

それから、まず「どうして私はいつも怒るんだろう」と考え始めた時「彼に期待しているからだ」と気づきました。自分で勝手に期待してその悲しみを彼に勝手にぶつけているんだ！と答えが出たんです。

まずは怒らないことから始めた

最後の文章で彼に期待していたことに気付いたと書いていますが、実は初めから気づいたわけではないんです。初めのうちは「どうせ謝るんだからまずは怒るのをやめよう」から始めました。怒らないことを意識している内に「そもそもなぜ私は怒るんだ？」と考えた時に「私は彼に期待していたのだ」と気づいたんです。

恥ずかしい話ですが、今までの私は彼をゲームに誘って断られると怒ってしまうなどが日常茶飯事でした。ですのでまずは【ゲームに誘う→断られる→了承】というシンプルな形にしました。怒る過程を省いたんです。

自分の感情に振り回されることが少なくなってからは、夫の行動を冷静に見ることが出来るようになってきました。元々一人の時間が好きな夫なので「今は話しかけない方がいいな」等冷静に彼と付き合えるようになってきたんです。…5年も付き合っていて笑。遅すぎますよね。

怒らないこと・期待しないことを意識してからは、夫と過ごすことばかり考えるのではなく自分のしたいことについて考えるようになりました。自分の問題を夫への期待にすり替えるのではなく、自分で向き合うよう意識するようになったんです。以前の私は不安なことがあった時、夫への期待に問題をすり替えていたと思います。ただそれでは問題解決はできないので「期待するのではなく自分自身で問題と向き合わなければいけないんだな」という考えに変化しました。

■自分の失敗を受け入れることで自尊心が育った

まだまだまだ自尊心は低いのですが、生きてきた中でだいぶ自尊心は大きくなりました。

他人に期待すると自尊心は減り続けます。他人次第で自分の感情が変わり疲労してしまいます。他人だって依存され続けると疲れてしまいますよね。依存した先には共依存になってしまうか、自分の前から去ってしまう可能性が出てきてしまうんです。

自分の判断で生きていくと各段に失敗は多くなります。他人のせいにもできないし、判断する場面が出てくるたびに疲れてしまいます。それでも自分で真剣に考えるようになって向き合うようになっていきました。失敗しても立ち直る期間が早くなりましたし、他人に振り回せれなくなると自分のしたいことが優先できるようになるんですよね。

失敗が怖くて私は今まで他人に無意識に依存してきました。自分に自信がなく、やりたいことがあっても失敗が怖くて出来ずじまい。ですが今は「失敗してもいいからやってみよう」と行動できることが増えてきました(出来ないことも多いです)。

止まらない承認欲求と依存の関係性

だいぶ人に依存しなくなった今思う事は「依存し続けていたら止まらない承認欲求と、夫と共に壊れていたのかな？」と思いました。自尊心なんてなかったと思います。依存は自分と周りを壊します。

ただ、生活の中で依存は必要とも思います。

私が一時期よく観ていたマコなり社長と言う方の動画に【依存先を増やすことで悩みがなくなる】という内容のものがありました。依存先を増やせば依存の1つがだめでも他の依存でまた頑張れるという内容だったような……興味がある方はぜひ観てみてください(マコなり社長の動画とても面白くて刺激をもらいます！)。

youtu.be

マコなり社長の言う通り、依存先を増やすことは大切だと思います。ただ、その依存先と言うのは健全な依存であり、私が昔にしていた依存は共倒れになってしまうものでした。自分が他人に期待しないことで責任をもち生活を送っていたら健全な依存先が自然と増えるのではないかな、と思います。

依存が減って変わったもの

夫や周りの人に期待しなくなって大きく変わったことは【人に優しくしてもらう場面が驚くほど増えたこと・肩の力を抜いて生きられるようになったこと】です。期待をしなくなってから夫との関係も良好になり「お互いすごく変わったね」と話すことがあります。ちなみに夫からは、私が変わったと言われません。なんでやねん。

人に期待をしないと人の事を気にしないで生活するので疲れません。この調子で人の目も気にしなくなって行けたらいいな、と思っています。

これから先も他人に依存してしまうことがあるかもしれません。でもそのたびに軌道修正して、自分の人生に責任を持てるようにしていきたいです。

今回もここまで読んでくださりありがとうございました！次の記事でもお会いできると嬉しいです。アリでした。

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